小学校でのプログラミング必修化が始まり、プログラミング学習に興味がでてきたお子さんや保護者の方々が増えています。
でもスクールにいきなり通うのはハードルが高いし、何から始めたらいいのかな…という方のために
無料で始められるプログラミング学習サイトをご紹介します!
ここで紹介するツールはパソコン(タブレット)さえあればご自宅ですぐに始められますよ!
実際に学校やスクールで使用されている教材ですので、一度やってみるとどんなことを学んでいくのかが体感できます。
プログラミングなんて全くわからないという保護者の方もぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。
どのサイトにもチュートリアルや作品例が用意されていますので、
それを見ながら作ることで楽しさを感じて学習意欲につなげましょう!
この記事で紹介するのは以下の5サイトです。
サイト名 | Cord.org コード | QUREO キュレオ | Viscuit ビスケット | Springin’ スプリンギン | Scratch スクラッチ |
おススメの 学年 | 小学3年生以降なら これがおススメ! | 小学生3年生以降におススメ! | 未就学児から 小学校低学年に おススメ | 未就学児から 小学校低学年に おススメ | 学校で習ってからが おススメ! |
難易度 | 低~高 | 低~中 | 低 | 低~中 | 中 |
やれること | Scratch マインクラフトや ディズニーのコースなど | オリジナルストーリーで ゲーム制作感覚で ビジュアルプログラミング | メガネという独自ツールで 自分で書いた絵を動かす | タブレットで指で操作して 絵を動かす | 自由にScratchが使える |
使うもの | パソコン | パソコン | パソコン もしくは タブレット | タブレット | パソコン もしくは タブレット |
コメント | ガイドが充実! 全くの初心者でも大丈夫! | ストーリー仕立てでまるでアニメやゲーム! 無料は14レッスンまで | 文字を使わないので 小さなお子さんでもOK | 文字を使わないので 小さなお子さんでもOK | チュートリアルはあるが やや分かりにくい |
公式サイト | Code.org | QUREO | Viscuit | Springin’ | Scratch |
え、小学生のプログラミングといえばScratchと聞いたけど…
たしかに最も多く使用されるのはScratchですが、このツールは文字が読めないと使うのが難しいものになっています。
そのため、小学校低学年くらいまでのお子さんには絵や記号で操作できるSpringin’やViscuitもオススメします。
文字が読めるようになったらScratchにレベルアップしましょう!
また、Scratchの公式サイトはチュートリアルはあるものの、全くの初心者にはやや不親切な印象です。
そのため、Code.orgやQUREOというサイトも紹介しています。
それでは、それぞれについて詳しく説明していきます!
子どものプログラミング学習用無料サイト
ここでは5つのサイトをご紹介します。
Scratchを用いた小学生中学年以上向けのサイトが3つと、文字を使わない未就学児&小学生低学年向けのサイトが2つです。
すべて完全無料ですので、安心してご使用ください。
Cord.org(コード)
Scratchを用いた学習ツールとして非常に優秀なサイトです。
これまでに世界180か国以上の子どもたちが使用してきている世界的に有名な教材になります。
元々は英語のサイトのため、一部日本語非対応の項目がありますが、
学習に必要なところはすべて日本語になっていますので安心して使用できます。
私もこのサイトで順を追ってやってみましたが、
非常にわかりやすく、ついついやり進めてしまいました。
初めてのプログラミング学習では、何からやれば良いのか分かりませんよね。
そんなお子さんのために、このCode.orgでは年齢に合わせた学習コースを用意してくれています。
アカウントを作成し、サインインすると一番上に「学習を始める」というのが出てきます。
コースを探すをクリックすると上の画面になりますので、お子さんの年齢に合わせてコースを選びます。
- 就学前エクスプレス(4~8歳)
- エクスプレスコース(9~18歳)
就学前コースはぜひ保護者の方がサポートしてあげてください
選ぶと学習内容の一覧が出てきますが、まずは左上のいますぐためすをクリックして始めてみましょう!
各レッスンの最初に英語の動画(日本語字幕)が流れます。
しっかり見た方が理解が深まりますが、この動画でやるべきことが理解できなくても大丈夫!
そのあとしっかりと手順やヒントが日本語で表示されます。
手順に沿って課題をクリアしていくと、だんだん内容がレベルアップしてきます。
でも、難しい内容にも子どもが楽しんで取り組めるようにマインクラフトやディズニーといった馴染み深いキャラクターをテーマに使用しています。
学習は細かいステージで区切られていますので、途中でやめてもまた同じところから再開できます。
レッスンを再開から続けられます↓
なお、上のエルサがいる画像はScratchを用いたプログラミングです。
Scratchとはこのように指示の書かれたブロックをつなぎ合わせることでプログラムを作っていきます。
何度でもやり直せるので、
できるだけ答えは教えないようにしてくださいね。
自分で考えることが重要です!
>>Cord.org公式サイト<<
QUREO(キュレオ)
AbemaTVなどを運営しているサイバーエージェントが開発したプログラミング学習ツール。
こちらはオリジナルのキャラクターデザインたちがストーリーに登場してゲーム制作をしながらプログラミングを学んでいきます。
お子さん、絶対好きだと思いませんか?
私は好きです(笑)
QUREOではプログラミング学習コースとタイピング練習コースの2つが用意されているので、初めてパソコンを触るお子さんにもおススメです。
QUREOは上の画像のようにScratchと同じくビジュアルプログラミングのソフトです。
各レッスンの前に音声や動画で説明をしてくれます。
こちらは本来有料で使用できるソフトですが、ユーザー登録をすると無料で14レッスン(チャプター2)まで体験することができます。
>>QUREO公式サイト<<
QUREOでもっと学びたい!となったらテックキッズスクールのオンラインコーチングやQUREOプログラミング教室への入会をご検討ください。
Viscuit(ビスケット)
Viscuitは自分で書いた絵を動かすことができるプログラミングツールです。
こちらはタブレットでもパソコンでもどちらでも使用可能です。
「メガネ」という独特なパーツを使用して絵に色々な動きや動作をつけることができます。
プログラミングというと何となく理系っぽく、ゲーム好きな男の子向けな印象を持つかもしれませんが、
こちらはお絵かき気分で楽しめるので女の子にも人気です。
この「メガネ」の使い方や応用の仕方が最初は少し難しいかもしれませんので、
トップページの中ほどにある「あそび方動画」を見て使い方を覚えましょう。
文字を使わないので小さなお子さんにおススメです。
>>Viscuit公式サイト<<
Springin'(スプリンギン)
こちらもViscuitと同様に自分で絵をかいて、それに用意された「属性」を設定して動きをつけます。
Springin’はタブレットでのみ使用できるソフトで、パソコンでは使えませんのでご注意ください。
こちらのツールで用意されている「属性」というのが少し複雑で、未就学児には理解するのが少し大変かもしれません。
ただ、その分工夫次第で様々なプログラムが組めるので、最初は簡単なことから始めて、徐々に複雑なプログラムにステップアップしていくのがおススメです。
Springin’は自分で作った作品をアプリ内にアップロードすることができます。
自分の作品を他の人がダウンロードしてくれると、コインがもらえる仕組みになっているので創作意欲が湧いてきて、継続した学習に繋がります。
>>Springin’公式サイト<<
Scratch(スクラッチ)
Scratchは、言わずと知れた小学生向けプログラミング学習ツールです。
Scratchの公式サイトでは自由にScratchを使って作品が作れたり、世界中に自分の作品を発信したりできます。
また、同じように世界中のScratchユーザーが作った作品を実際に動かすことも可能です。
公式サイトはパソコンとタブレットの両方でScratchを使用できます。
こちらのサイトにもチュートリアルはあるのですが、
英語を自動翻訳した日本語と字幕のため、わかりにくい印象をもちました。
ですので、初めてScratchを使うのであれば、最初に紹介したCode.orgで学んでから
こちらのサイトで自由にプログラミングを行うのがおススメです。
ちなみに、Scratchは子供向けではありますが、実はかなり高度なプログラミングも行えます。
Scratchをマスターして非常に高度な作品を作っている人たちもいますので、
そういった作品を見られるのは公式サイトの良さになります。
>>公式サイト<<
無料ツールがあるのにスクールは必要?
当サイトは小学生向けのプログラミングスクールを紹介しています。
これだけ充実した無料ツールがあるんだし、スクール必要?
これらの無料ツールを使って、お子さんがしっかりとプログラミングの考え方を身に着けられれば
必ずしもスクールに通う必要はありません。
小学校での必修化の目的も
「論理的思考力」を身に着けることですからね。
ですが、やはり無料ツールはあくまでもアプリが提供されているだけです。
プログラミングに限らず、よりレベルアップするためには講師による指導や適切なカリキュラムが必要です。
この無料ツールでプログラミング学習を体験して
もっとプログラミングを習いたい!とお子さんが言った時には
ぜひプログラミングスクールを検討してみてください。
おススメのプログラミングスクールはこちら↓↓
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