小学校入学前のお子さんや低学年のお子さんにおすすめのドラえもんラーニングパソコンをレビューします!
プログラミング学習ができるおもちゃは多く販売されていますが、どれを選べばいいのかわからない方も多いと思います。
このドラえもんラーニングパソコンは、プログラミング学習はもちろん、算数や国語・英語といった様々な教科の問題が入っているということで購入してみました。
結論から言うと、我が家は買って正解でした。
プログラミング学習は考え方を育むことが重要ではありますが、パソコン操作をしながら体感として覚えていくことも必要です。
このドラえもんラーニングパソコンはパソコンと同じキーボードやマウスを操作するので、本物のパソコンでプログラミングを学んでいるのと同じように勉強することができます。
プログラミング以外の教科についても、子供が夢中になって遊んでいて、楽しみながら勉強ができています。
ただ、実際に使ってみて、う~ん・・・と思う点もありましたので本音でレビューします。
対象年齢は3歳以上となっており、小学校中学年まで遊べると公式サイトや商品外箱に書かれています。
しかし実際に触らせてみた印象として、3歳には少し早いように感じました。
9歳くらいのお子さんでも十分楽しめる問題も入っていますが、購入するなら4歳から7歳くらいのお子さんにおすすめです。
また、学習の進捗具合が記録されますが、ユーザーが1人しか登録できませんので兄弟それぞれで記録をしておくといった使い方ができない点も注意が必要です。
それでは詳しくレビューしていきます!
ドラえもんラーニングパソコンのレビュー
我が家は2021年3月に発売されたドラえもんラーニングパソコンを購入しました。
4歳半の息子が実際に使ってみた様子をレビューします。
大きさは縦21.5cm、横27cm、厚みは3cmで上にマウスを置くと本体と合わせて5.5cmの高さになります。
重さは1kg弱といったところで、4歳半の息子も一人で持ち運びができています。
我が家はひとまずは電池で動かすことにしたので、単三電池4本を使用しました。
使用頻度や電池の持ち次第でACアダプターの追加購入も検討しています。
ACアダプタはバンダイから発売されている「バンダイCアダプターBタイプ」が使用できます。
実際に使ってみて、まず気になったのは画面の大きさ。
画面の大きさは縦5.5cm、横9.5cmでスマホと同じくらいでした。
画質はスマホほどきれいなわけではないので、もう一回りくらい大きくしてほしかったなというのが本音です。
ただ、文字は基本的にはひらがなとカタカナで、重要なところはドラえもんが読み上げてくれるので文字をじっくり読まなくても十分使うことができます。
ひらがな表示と読み上げ機能のおかげで、ずっとついていなくても一人で遊んでくれるので助かります。
文字の入力も、パソコンと同じようにローマ字入力とかな入力が切り替えられます。
我が家はまずはかな入力で始めました。
キーボードは本物のパソコンとほぼ同じです。
パソコンやタイピングも学習項目に入っていますよ!
初めて起動させると名前を入力する画面になります。
名前は後から変更できますが、1人分しか登録できないので兄弟で共有する場合などは注意してください。
早速、プログラミング学習モードで遊び始めた息子。
このように、「コマンド」と呼ばれるブロックを横にならべてドラえもんを動かしていきます。
コマンドを横に並べるところが縦に命令を並べるScratch(スクラッチ)とは違っていますが、基本的なプログラミングを学ぶにはこちらでも十分です。
うちの息子はこれまでに少しプログラミングをやったことがあったので、案外あっさりと初級をくりあしていました。
進めていくと「コマンド」の種類も増えるし正解のないフリーモードもあるので、お子さんの自由な発想で好きにドラえもんを動かすことができます。
プログラミング学習モード以外にも、足し算や引き算も数字だけではなくどら焼きの絵も表示されるので4歳半でも理解しながら進めることができていました。
使っているのを見ていてもう1点気になったのは、答えを少し長く考えていると勝手にホーム画面に戻ってしまうこと。
一定時間操作しないとホームに戻る設定のようなのですが、じっくり考えていたのに戻されてしまうのは残念に思いました。
勝手にホームに戻ってしまうのは残念ではありますが、こういった設定や遊ぶ時間のタイマー設定ができるなどついついやりすぎたり、つけっぱなしにしてしまったりしないような工夫がされています。
いくら学習系のおもちゃといっても電子画面を見るものですから、やりすぎには十分注意しましょう。
ドラえもんラーニングパソコンの口コミ
アマゾンや楽天のカスタマーレビューを集めてみました。
年長さんのこどもに買いました。
Amazon YOUさん
内容は初めてパソコンをさわる年長さんには充分なくらいなようです。
文字が全部ひらがなカタカナなので、親がつきっきりになって読み上げないといけないとかもなく気が楽です。
懸念していた画面の小ささは意外と気になりませんでした(iPhoneSE2くらいの大きさです)
ただ、マウスが右利きオンリーなので、左利きの息子にはちょっと慣れるのが大変そうです。そういうとこバリアフリーに作ってあったら良かったです
6歳と4歳の孫に購入しましたが、それぞれ自分のパソコンを持ったという喜びを感じるとともに、進んで学習しています。買って良かったと思います。
Amazon tak_yamaさん
画面が小さい。せめて倍は欲しい。
Amzon ^_^さん
モードはたくさんの種類があり、子供がとても喜んでました。楽しく学べそうです。
Rakuten ユッディーZさん
子供が勉強に興味を持ち、役立ててくれればと思い購入しました。
Rakuten 購入者さん
以前の物よりお値段高めですが、データ更新可能できるのでその分高いのかなと納得して購入。
問題をクリアすればアイテム(秘密道具)が手に入るので、届いてからはほぼ毎日楽しく使っているようです。
悪い点
思ったより画面が小さいです。最近のスマホより画面が小さいので表示される字も小さいです。
なので目が悪くならないか心配です。
電源は基本単3電池4本・・・・ACアダプターも使用できるようですが、別売りでしかも割高。
良い点
キーボード配列が普通のパソコンと一緒なのでキー配列を覚えるのに最適。(但しテンキーは無し)
ワイヤレスではないがマウスが普通に使える。
入っている科目やゲームが豊富。
購入者は総じて満足している様子でしたが、私のレビュー同様画面の大きさにやや不満の声が聞かれました。
ドラえもんラーニングパソコンのアップデート
ドラえもんラーニングパソコンはmicroSDカードを使用して無料でアップデートすることができます。
アップデートのデータはスマホからもダウンロードできるので、パソコンを持っていない方でもアップデートすることができます。
アップデート方法は、公式サイトのアップデートデータ ダウンロードページにアクセスし、データをmicroSDカードにダウンロードします。
8MB~32GBのmicroSDカードに対応しているということなので、容量の大きなmicroSDは使えないということに注意してください。
ダウンロードしたら、ドラえもんラーニングパソコンの本体にmicroSDカードを挿入して、アップデートメニューを選ぶだけ。
2022年1月現在公開されているアップロードデータは以下の3つです。
- さんすう
- えいご
- しゃかい
少し難しい内容が追加されているので、今の問題が簡単になってきたお子さんにおすすめです。
ドラえもんラーニングパソコンは何歳まで
ドラえもんラーニングパソコンの対象年齢は3歳以上となっていて、特に推奨されているのは5歳から9歳とされています。
3歳のお子さんでもすぐに慣れて遊べているという口コミも見かけましたが、実際に使ってみた印象では3歳では少し難しいかもしれません。
何歳まで遊べるか…ですが、バンダイが推奨しているように9歳くらいまでは十分に楽しめる内容となっています。
特にアップデートされた内容はレベルが高く、9歳くらいじゃないと難しすぎる気がします。
うちの小学2年生の息子にも触ってもらいましたが、どっぷりはまっていました。
ただ、やはり足し算や引き算など簡単すぎる問題も多いため、今から小学2年生の子に買うのは少しもったいないようにも感じました。
早めに使い始めて、長く使うというのがおすすめです。
ドラえもんラーニングパソコンとステップアップパソコンの違い
ドラえもんラーニングパソコンは2021年3月に発売になりました。
その前はドラえもんステップアップパソコンという商品名で同じようなパソコン型の学習おもちゃが売られていました。
ステップアップパソコンからラーニングパソコンにリニューアルして、最も変わったところは問題数です。
もともとのステップアップパソコンは1000問だったのが今回のラーニングパソコンでは1700問にボリュームアップ!
さらにアップデートできる難しい問題も増えたため、推奨年齢も~8歳から~9歳に上がっています。
もう1つ変わったところは、タイピング練習モードが増えたこと。
せっかくパソコン型のおもちゃを選ぶのなら、タイピング練習もできるのは大きなメリットです。
画面の大きさなどは変わらないので、今から買うのならラーニングパソコンがおすすめです。
まとめ
ドラえもんラーニングパソコンのレビューを紹介しました。
4歳半の息子でも十分楽しめていて、問題のレベル的には9歳くらいまでは使えそうな内容でした。
実際に使って気になったのは画面の大きさ。
ほとんどのパソコン型おもちゃは同じ画面サイズですが、もう少し大きくしてくれると嬉しいです。
ただ、子供自身は見づらそうにしている様子はなかったので、使用時間を設定して目が疲れない程度に遊ばせるのがよさそうです。
特にプログラミングをキーボードとマウス操作で学べるのが今後のためにはとても良いので、これから継続させていきたいと思います。
当サイトでは小学生向けのプログラミング教室を多く紹介しています。
プログラミング学習に興味がある方は参考にしてください。
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