この記事では大手教材メーカー アーテックが運営するロボット・プログラミング教室の自考力キッズ、First STEAMについて授業内容や料金、口コミまでをまとめました!
★おススメする3つのポイント★
- 学校教材・教育玩具の大手メーカーのオリジナル教材を使用!
- 教室数が非常に多いので、自宅近くの教室がきっと見つかる!
- ロボットとプログラミングの両方を学べる!
★気になる料金は?★
- 月謝はおおむね1万円前後。通学型ではやや安め!
まずは運営会社であるアーテックについてと2教室共通の教材について解説し、そのあとそれぞれの教室について詳しくお話します。
なお、小学3年生以上を対象とした姉妹校エジソンアカデミーについては以下の記事を参考にしてください。
>>【エジソンアカデミー】料金や評判まとめ!月謝が教室ごとに違う?他にデメリットは?
\小学3年生からはこちら/
それでは早速見ていきましょう!
運営会社のアーテックとは?強みは?
アーテックは学校教材や教育玩具の製造販売を手掛ける大手メーカーです。
現在では幼保・小学校併せて全国60,000校に教材や自社製品を販売しています。
教育関係者向けのイベントなどにもよく出展していますので、学校の先生方にもよく知られているメーカーです。
そんなアーテック社が50年以上に渡って学校教育の一端を担ってきた経験を活かして運営を始めたのがエジソンアカデミーをはじめとするプログラミング・STEAM教室です。
自社オリジナルカリキュラムの教室や学研とコラボレーションしたロボット・プログラミング教室など9つの教室を全国1500か所以上で展開しています。
それらの教室はプログラミングスクール・教材調査で5冠を達成したほど!
多くの保護者の方々や教育関係者から注目されているのがわかります。
これらの教室において教材メーカーである強みを発揮しているのが、教室で扱うアーテックブロック・アーテックロボ。
教育的視点で非常に有効で、かつ、小さな子供でも自分で考えて使うことができる教材です。
アーテックブロック・アーテックロボはどんな教材?
アーテックブロック
幼保・学校教育の教材を手掛けてきたノウハウを活かして開発されたアーテックブロックは、ブロックの全面に穴が開いている画期的な教材です。
この全面の穴を利用して、縦・横・斜めに自由に組むことができます。
普通のブロックとそんなに変わらないのでは・・・?と思った方もいるかもしれませんが、この自由さが子どもの発想力を最大限に引き出すことができるのです!
子どもが頭に思い描いた形をそのまま再現できることは立体的にイメージを膨らませる訓練となり、創造力だけではなく空間把握能力の向上が期待できます。
最初はカンタンな組み合わせからスタートして、慣れてくるとだんだん複雑な形を作ることが可能です。
年齢に合わせた楽しみ方で、長く楽しく取り組むことができる教材です。
アーテックロボ
アーテックロボは、アーテックブロックにロボットパーツを組み合わせてロボットを作り、Scratchに似たオリジナルのプログラミングソフト「Studuino」を使用してそのロボットを動かす教材です。
このロボットはねじやはんだ付けといった工程が不要で、アーテックブロック同様に差し込むだけで組み立てられるので、小さいお子さんでも自分で組み立てることができます。
そしてビジュアルプログラミングで直感的に操作することで、初心者でも簡単にプログラミングすることができます。
この教材を使用して学ぶことで、論理的思考力・問題解決能力・創造力が身につきます。
この教材は全国の小学校でプログラミング教育に取り入れられていて、30,000人以上の生徒が既に利用した実績があります。
実際に教育現場で使用されている教材だと、教育的観点でも信用できますよね!
アーテックの教室共通のデメリット・メリット
次に、アーテックの教室共通のデメリット・メリットについて見ていきましょう。
アーテックの教室のデメリット
アーテックの運営するプログラミング教室はフランチャイズがほとんどのため、教室によって規模や雰囲気、料金までもが変わってきます。
自宅近くの教室の雰囲気がお子さんに合うかどうかは実際にその教室に行ってみないとわからない点はアーテックの教室共通のデメリットと言えるでしょう。
教材やカリキュラムはしっかりとアーテックから各教室に伝えられていますので、学べる内容はどの教室でも共通です。
ただ、同時に受講する人数や年代、先生の人数、施設料や月謝などはそれぞれの教室が決めていますので、まずはお近くの教室で無料体験を受講して雰囲気を確認してください。
ちなみに我が家の近くの教室は先生が基本は1人で同時に受講する生徒は5-10人ほど。
幅広い学年の子たちが受講していて、困っている様子の子にヘルプを出しているという感じでした。
自分で考えて取り組めるという意味では良いですし、同世代と和気あいあいやりたいと考えるとちょっと受講者の幅が広すぎるかもしれません。
アーテックの教室のメリット
先に気になるデメリットを確認しましたが、次にメリットを見ていきましょう。
アーテック教室のメリット1つ目は、これまで説明してきた通り学校教育にも導入されているオリジナル教材です。
楽しいだけではなくしっかりとした教育的視点から考え抜かれた教材を用いたカリキュラムは子どもの様々な力を伸ばしてくれます。
2つ目のメリットは圧倒的な教室数です。
FC展開していることは上記したデメリットにも繋がりますが、それでもやはり教室数が非常に多いことはこの教室の大きなメリットです。
自宅の近くに教室が見つからないと、特にまだ小さいお子さんの場合は通学の送り迎えなどで親の負担がかなり大きくなってしまいますよね。
その点、アーテックの教室は数が多いため、きっと自宅から通いやすい教室が見つけられます!
アーテックのプログラミング教室展開
アーテックは大まかに年代を区切って3つの教室をメインに展開しています。
年中から受講可能のFirst STEAMは開講したばかりですので、今後拡大していくことが期待できます。
年長から小学3年生までを対象とした教室は自考力キッズという名前で、その名の通り自分で考える力を養う教室です。
パズル x ロボット x プログラミングの3つが同時に習えます。
小学3年生以上が対象のエジソンアカデミーはアーテックロボを使用したプログラミング教室です。
楽しく学びたいお子さんから本気でロボット作りに取り組みたいお子さんまで幅広くサポートしています。
その他にも、学研とのコラボレーション教室しくみKidsや、まだ教室数は多くありませんがターナー色彩株式会との共同運営のデジタルアート教室テクノプレイキッズなども展開しています。
この教室展開からも教育事業に力を入れているのがわかりますね!
子どもの未来のためにプログラミング教育を普及させたいという想いを感じます。
それではここから自考力キッズ、First STEAMについてそれぞれ見ていきましょう!
自考力キッズの概要、料金、授業内容、口コミ
自考力キッズの概要・料金
概要 | |
受講可能年齢 | 年長(5歳)~小学2年生 |
コース | 1コースのみ ※一人一人に合わせたペースで進みます |
教室 | 全国展開 |
授業回数、時間 | 月3~4回、60分/回 |
料金 | 入会金 0~10000円 教材費(初月のみ) 33,000円(税込) 授業料 8,000~12,000円/月 |
自考力キッズの対象年齢は5歳からで、基本的には年長から受講が可能です。
年中から受講したい場合はお近くの教室に問い合わせてみてください。
自考力キッズの料金設定はエジソンアカデミーと同様に教室ごとに異なります。
こちらに記載した金額程度である場合がほとんどですが、正確な金額は体験授業を受けて確認してみてください。
なお、教材費はアーテックブロック・アーテックロボの購入費用となり、初月の月謝とあわせて支払います。
どうしても初期費用は掛かってしまいますが、買い切りのため長く使用することができますし、ご自宅でも取り組むことが可能です。
なお、授業料は相場と比べるとやや安めの設定です。
自考力キッズのカリキュラム
自考力キッズはパズル・ロボット・プログラミングの3つを学べる授業内容が最大の特徴で、カリキュラムは2年間で計画されています。
パズルもアーテックブロックを使用して立体的に考えるものです。
立体や歯車を組みあわせたパズルに取り組むことで、図形や空間を把握する能力や算数的な思考力を鍛えることができます。
算数の立体問題が苦手なお子さんも多いですが、小さいころからこのような勉強で鍛えておくことでスムーズに立体問題に取り組めるようになります。
ロボット学習もアーテックロボで行われますので、小さいお子さんでも自分でロボットを組み立てることが可能です。
特に気になるのはプログラミングではないでしょうか。
年長さんや低学年だと、大したプログラミングは経験させてもらえないのでは?と思いますよね。
少し小さくて読みにくいかもしれませんが、こちらが自考力キッズのプログラミングカリキュラムです。
どうでしょう、想像したよりもしっかりとしたテーマが設定されていませんか?
低学年向けの教室ですが、プログラミングについてもしっかりと学べるようになっています。
自考力キッズはレッスンは月3回、1回60分が基本です。
エジソンアカデミーより時間は短いですが、まだ集中力が続きにくい低学年の子どもたちにはちょうどいい時間に設定されています。
自考力キッズの口コミ
子どもが自発的に楽しそうに取り組んでいます。
元々ブロック遊びが好きで、自由に組めるアーテックブロックがとても気に入ったようです。
小学校の入学に向けてプログラミングを経験させることができて良かったです。
先生が非常に優しく、子どもに寄り添ってくれます。
難しい問題に頭を悩ませているときも、すぐに答えを教えるのではなく一緒に考えながら導いてくれて、出来たときはとても褒めてくれるので本人も嬉しそうにしています。
授業内容や先生は良いのですが、環境がイマイチです。
商業施設の中にあるパソコン教室で、アクセスは良いですがやや狭く、ロボットを組み立てる机ももう少しスペースがあると良いです。
教材費が少し高すぎるように思います。
続けられるかわからないのに、いきなり4万円近い費用を払うのは少しためらってしまいます。
※口コミ引用:コエテコ by GMO
教材や先生には満足している口コミが多く見られました。
ただ、教室の環境や価格については少し厳しい意見もあるようです。
教室の雰囲気はまずは実際に体験授業を受けて、自分で見てみるのが一番納得できると思います。
First STEAMの概要、料金、授業内容、口コミ
First STEAMの概要・料金
概要 | |
受講可能年齢 | 4~6歳 |
コース | 1コースのみ |
教室 | 全国展開 |
授業回数、時間 | 月4回、50分/回 |
料金 | 入会金 0~10000円 教材費(初月のみ) 2,500円(税込) 授業料 8,000~12,000円/月 |
First STEAMは4歳から通うことができるSTEAM教室です。
年中から受講可能な教室はあまり多くないので、早くからの受講を考えている人にはおススメです。
STEAM教育とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を取ったものです。
これら5つの分野を横断的に学び、理系思考力や創造力、IT技術の基礎といった高度情報化社会において非常に重要な力を育むことを目的とした教育理念で、日本の教育においても「思考の基盤」とされています。
実は今注目を浴びているプログラミング教育もこのSTEAM教育の一部なんです
First STEAMではこのSTEAM教育を小さいうちから楽しく体験的に学習できるように作られたカリキュラムに取り組みます。
First STEAMは、一人一人の自立的な学習スタイルのエジソンアカデミーや自考力キッズとは異なり、少人数での集団授業となります。
そのため、ブロックなどはレンタルして共用するので教材費はあまり高くありません。
授業料は平均的な値段設定ですが、こちらも教室によって費用は異なりますのでご注意ください。
First STEAMのカリキュラム
First STEAMではデジタルアート、ブロック造形、ロボットプログラミング、サイエンス工作の4つのテーマに取り組みます。
毎月それぞれのテーマを1回ずつ行い、2年間で全部で88回のレッスンを受けることになります。
2年目になると難易度が上がり、発展的な内容となります。
制作は一人一人取り組むこともありますが、First STEAMは基本的には少人数のグループワークです。
仲間と協力し合って問題を解決したり、みんなで一つのものを作り上げていく経験を積むことができます。
First STEAMのロボットプログラミングは、パソコンは使用しません。
アリロというカードを使って指令を出すことができるロボットを用いて、クッキーを集めたり迷路のゴールを目指すといったミッションクリアを目指します。
デジタルアートはViscuit(ビスケット)というプログラミングソフトを使用して、自分の描いた絵を動かしたりお友達の絵と組み合わせたり、紙でのお絵かきとは違ったアート表現を体験できます。
このViscuitもタブレットで操作しますので、パソコンやマウス操作などは必要ありません。
サイエンス工作は、身近な物や現象を利用した工作に取り組みます。
科学を取り入れた題材で遊びながら自然と科学学習の基礎となる知識やスキルを得ることができます。
First STEAMのレッスンは月4回で、1回50分が基本となっています。
年中・年長の子どもたちに50分というのはなかなか長い時間に思えますが、楽しくあっという間に時間が過ぎるような授業が作られていますので、みんな集中して50分間を過ごせています。
First STEAMの口コミ
こちらは開講してからまだあまり時間がたっていないため、口コミは少なめです。
しかし、通わせている保護者からは好評のようです。
以前よりも身の回りのことに興味をもって、色々なことを「やってみたい!」というようになりました。
毎回とても楽しんでおり、次回のレッスンを待ち遠しく感じているようです。
※口コミ引用:公式サイト
興味があったけど教室が近くになかった…という口コミも見られました。
今後の拡大に期待ですね!
口コミが増えてきたら更新します!!
まとめ
学校教材の大手メーカー アーテックが運営するプログラミング教室2社について詳細を見てきました。
どの教室も対象学年の子どもたちにあった授業内容・時間が設定されており、教育効果が非常に期待できるオリジナル教材が導入されていました。
また、すべて2年区切りのカリキュラムとなっているので、まずは2年取り組んでみるという目安にもなりますね。
教室数も非常に多く、きっと通いやすい教室が見つかりますので、ぜひまずはお近くの教室を検索し無料体験授業を受講してみてください。
アーテックのプログラミング教室で、将来役に立つ論理的思考力やスキルを身につけさせてあげましょう!
他にもあります!子ども向けプログラミング教室の紹介
ここまで読んでいただいて、アーテックの教室も良さそうだけど他とも比べたい!と思った方はこちらの記事におすすめのスクールをまとめていますので参考にしてください。
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